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Channel: かものはしプロジェクト
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かながわ湘南ロータリークラブ創立会長 高木直之さまの声

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今回は、かながわ湘南ロータリークラブ創立会長の 高木直之さまより応援メッセージをいただきました。 かながわ湘南ロータリークラブ創立会長 高木直之さま 20150302_japan_message4.jpg

かものはしプロジェクトとともに

国際ロータリー第2780地区の地区大会で、 かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香さんの講演をお聞きし、 私は同NPO誕生の経緯とその活動を知りました。 東南アジアの年端もいかない子ども達が、貧困故に売られる被害の犠牲となり、 エイズで死んでゆく姿を見て、 「売られる子どもをなくしたい」という真摯な思いを抱き、 その決意を形にしてゆく様子を、彼女は淡々と、しかし力強く語り、 聴衆の心を深く打ちました。 聞けば2005年には日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー、 2007年には国際青年会議所より、かのケネディー大統領も受賞した TOPY(The Outstanding Young Person)賞などを受賞しているとのことで、 「なるほど」、と納得したものです。 その後、村田共同代表には、 私達のかながわ湘南ロータリークラブでも講演をお願いしました。 会員一同、彼女の崇高な理想と実直な人柄に共感し、 カンボジアのコミュニティファクトリーでの識字教育支援を申し出ました。 教育の力で貧困からの脱出を可能にし、 売られる子どもを少しでも減らすお手伝いがしたいと願ったからです。 村田共同代表はプロジェクトが終わると、 その成果をわざわざ例会に足を運んで知らせてくれました。 笑顔で読み書きを学ぶ受益者の顔に、 支援した側も思わず顔がほころんだことを、よく覚えています。 このような経緯から、昨年12月にクラブ誕生10周年を祝った際にも、 チャリティーコンサートを開催、 コミュニティファクトリーに通う人々の足となる自転車15台と、 学習に使うプロジェクターならびにスクリーンを寄贈しました。 20150302_japan_message_3.jpg 寄贈していただいた自転車とファクトリーで働く女性。 私が属するロータリーばかりでなく、ライオンズ、ソロプチミストなど、 日本には多くの奉仕団体があり、企業の社会貢献としてのCSR活動も盛んです。 途上国の貧困とそれに起因する諸問題の解決のため、 国境を越えた人道的奉仕活動を展開したくとも、 海外とのつながりがなく実行できずにいる団体・企業も少なくないと推察します。 もしもそのような問題を抱えているなら、村田共同代表の話を聞くことから始めてみませんか?  まず何よりも、ゼロから現在のNPOを立ち上げた彼女の行動力から学ぶべきところが沢山あります。 ビジョンと情熱に裏付けられた行動力が大切なのは、奉仕団体も企業も同じ、 必ずや会員・社員の意識改革につながるはずです。 さらに、インドやカンボジアでの「子どもが売られる問題」をなくす活動に力を貸し、 その成果を肌で感じることができれば、奉仕の意義を再認識できることでしょう。 かものはしプロジェクトといっしょなら、受益者の顔が見える活動が可能です。 何のために生まれて、何をして生きるのか 答えられないなんて、そんなのは嫌だ 何が君の幸せ、何をして喜ぶ わからないまま終わる、そんなのは嫌だ 子どもたちのアイドル、アンパンマンの主題歌の一節ですが、 やなせたかしさんの歌詞は実に哲学的です。 みなさんも、かものはしプロジェクトと共に歩み始めてみませんか?  この日本という国で今我々が享受している豊かな暮らしと、 この世に生を得た意味を、改めて考えてみるきっかけとなるかもしれません。 ちょうどこの私がそうであったように。  

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