今回は、かながわ湘南ロータリークラブ創立会長の 高木直之さまより応援メッセージをいただきました。 かながわ湘南ロータリークラブ創立会長 高木直之さま

かものはしプロジェクトとともに
国際ロータリー第2780地区の地区大会で、 かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香さんの講演をお聞きし、 私は同NPO誕生の経緯とその活動を知りました。 東南アジアの年端もいかない子ども達が、貧困故に売られる被害の犠牲となり、 エイズで死んでゆく姿を見て、 「売られる子どもをなくしたい」という真摯な思いを抱き、 その決意を形にしてゆく様子を、彼女は淡々と、しかし力強く語り、 聴衆の心を深く打ちました。 聞けば2005年には日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー、 2007年には国際青年会議所より、かのケネディー大統領も受賞した TOPY(The Outstanding Young Person)賞などを受賞しているとのことで、 「なるほど」、と納得したものです。 その後、村田共同代表には、 私達のかながわ湘南ロータリークラブでも講演をお願いしました。 会員一同、彼女の崇高な理想と実直な人柄に共感し、 カンボジアのコミュニティファクトリーでの識字教育支援を申し出ました。 教育の力で貧困からの脱出を可能にし、 売られる子どもを少しでも減らすお手伝いがしたいと願ったからです。 村田共同代表はプロジェクトが終わると、 その成果をわざわざ例会に足を運んで知らせてくれました。 笑顔で読み書きを学ぶ受益者の顔に、 支援した側も思わず顔がほころんだことを、よく覚えています。 このような経緯から、昨年12月にクラブ誕生10周年を祝った際にも、 チャリティーコンサートを開催、 コミュニティファクトリーに通う人々の足となる自転車15台と、 学習に使うプロジェクターならびにスクリーンを寄贈しました。